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 七輪道 (しちりん どう?)
料理するにもスイッチひとつで簡単にできてしまうようになった便利な世の中。
そんな方法でつくられた料理に飽きてしまった昨今、
ちょっと昔に戻った庶民の料理方法。それが、「七輪道」です。

1
用意するものは、左から木炭、バーナー、七輪、スペーサー、お菓子の缶等(消し炭用)、軍手、うちわ、それと、火消し用水又は消火器。
では、軍手をして作業開始!
2
風向きを考えて、風のよく入る方向に七輪の空気調整口を合わせます
3
割り箸等で火付けを行うのも風情があってよいですが、ここはバーナーを使用しております。
ボンベ部分が熱くならないように火元から離し、七輪内壁と炭の間に炎が入るよう、全周に当ててゆきます。



4
写真のように炭の端々が白っぽくなってきましたら、うちわで上方から扇ぎます。
炎が炭の隙間から見え出したらそのままにし、右写真のようなスペーサーを載せ、材料の下ごしらえ等段取りします。
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丁度よい具合に炭の「おき」ができ、スペーサーも焼けて熱くなってきます。
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今回は、あゆを塩焼きしております。写真では炎が強すぎているようですが、空気調整口を調整し、ゆっくり長く焼くのがよく、それが焼物でできている七輪では容易に可能です。



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焼き終わったら、火の始末をします。炭はそのまま、お菓子の缶等、蓋のある口の広い容器に入れます。
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蓋をして、容器が冷えるまでそのままにしておきます。内部の炭は、周囲に着いた灰を取り払って、黒い形があるようであれば再利用できますし、火の付きも早くなります。乾燥した場所に保管しましょう。
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では、「今夜のお楽しみ」の始まり!始まり!